箱根寄木細工の手作りスピーカー専門店。 ≪商標登録 第5028772号≫
 

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店長日記
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届いたツイーター
2012年01月25日

まずは今朝の様子です。昨日の雪で、箱根の山も雪化粧。午後には、一部を除いて殆ど融けてしまいましたが。寒かったのですが、なんだか空気が綺麗になったようで、気持ちの良い朝になりました。

こちらは、本日届いたTweeterです。左側がアルミドーム VC1”で、右側がリングドーム VC19mmのソフトドームになります。

アルミドームは、あのETONにOEM供給しているメーカーの物で、少々古いユニットです。その頃の生産体制と作りの細やかさから、多分ドイツ製だと思われますが、まともなパッケージが無いので、生産地がはっきりしません。試しに適当なコンデンサーを繋いで音出しをしたところ、想像以上の品物でした。毛先一本一本まで再現しそうな繊細且つ鮮明な音質、金属ドームなのに驚くほどしなやか、ドイツユニットでは、極限まで再生し尽す音の印象がありますが、その様な流れなのかも知れません。目視が難しいのですが、保護用ネット裏側に、微妙な音の調整を行うフィルムが丁寧に張られています。かなりの高域に使うのが良さそうに思います。このユニットを使って、HC-ST075の新たなスーパーツイーターを製作中です。

リングドームは、既にお馴染みですが、直径が30mmほどの小さな物です。音の方は、25mmのリングドームと大きく変わらず、極めて自然で、あまり存在感を主張しません。このツイーターを追加すると、不思議と音がソフトになり、奥行き感と中音域の厚みが増す感じがします。しかしながら、この中途半端な商品はなんだと言いたいです。だいたいどうやってBOXに留めるのか? 何処かへのOEM商品なのでしょう。どうにか寄木細工でフランジを作り、通常のツイーターと同じ様に使えるよう製作中です。これは、クス材を使った新しいスピーカーの、オプションとして使う予定です。

スーパーツイーターは、急ピッチで製作していますが、多分2月末ごろの販売になるかと思います。もしかすると、スパーツイーターとしては、今まで以上の性能になるかも知れません。製作途中も店長日記でご紹介いたします。

小田原の雪
2012年01月24日

何年かぶりで小田原にまとまった雪が降りました。本当に久しぶりです。
今、3歳と9ヶ月になる息子は、雪を見るのは今日が初めてです。今朝は、残った雪を見て、「氷?」と言っていましたから・・・

県内はもちろん、関東地方でのこの雪の為のスリップ事故が2千件を超えているようで、雪に不慣れな地域だけに、車でお出かけの際は十分ご注意下さい。作業場の入り口からの風景を撮影しました。暖房が無い作業場ですので、今日は立ち寄っただけで帰ります。やりたかった事はあるのですが、寒くて動きが取れませんので。

明けましておめでとうございます。
2012年01月04日

2012年の幕開けとなりました。皆様、明けましておめでとうございます。

昨年は、大災害を含む大変な1年でした。言葉に言い表せないほどの、ご苦労をされた方も多いかと思います。東日本大震災、原発事故、集中豪雨、大型台風、過去最高の円高、高失業率、等々。あまりにも大きな出来事が多すぎて、語りつくすのが困難としか言いようがありません。

当然ながら、昨年の状態を引きずりながらの2012年になりますが、昨年とは一変して、良いニュースで盛り沢山の一年としたいものです。新しい時代に向かい、この国の歴史に残る1年になることを期待します。

今年も着実に、弊社の出来ることを見つめ、精進して参りたいと思います。皆様方にも、幸せな一年となることを、お祈り申し上げます。

残り物部品アンプ②
2011年12月21日

怪しい基盤を取り付けたところから、残り物部品アンプ①の続きです。

ここからが面倒な作業で、FETを使ってリプルフィルタを製作しています。電源に±の電圧が必要なため、FETもNchとPchの両方が必要になります。同じような性能のNとPを探したのですが、性能的に近くても、大きさが全く違いました。相変わらずNETでの買い物は、どこかに間違いがあります。
とりあえずNchが出来たところです。いつも悩むのですが、このリプルフィルタに使う抵抗は、何ワットあれば十分なのでしょうか? 今回は、最大で12Aが流れる仮定で作っていますので、手持ちの5Wセメント抵抗を中心に組み合わせました。結局数値が足りない物は、1Wで挑戦。今度はPchの製作・・・

ちゃんと部品も写真を撮れば良かったのですが、組み上がってしまったので、簡単に説明。大きめのコンデンサが6800uF、青物が3300uF、見えませんが、小さな10uFの電解コンデンサを使用しました。それ以外に1uFのフィルムコンデンサ、1000pFのセラミックコンデンサで構成しました。その他、この基盤の前に15000uFのコンデンサも入れています。

だいぶ飛んで、すべての配線が完了。この時には、テストも済ませアース配線の変更と、リプルフィルタの抵抗の配列を間違ってしまったので、それの修正と全て済ませた後の物です。
全ての配置が偏っているのは、アンプ基盤を増設するためのスペースを残した為です。

全面パネルに、黒のアクリル板を貼ってイメージを変えてみました。

今は、このセットで組んでいます。以前使っていたCECのCDプレーヤーは、訳あってしまいこみ、代わりにDENONの古いCDを使っています。上に乗っかっているのがプリアンプ。これでバランス信号を作っています。

肝心の音の方は、非常に低音が強く驚きました。中音域の厚みが抜群。今まで使っていたモノラルアンプとは一味違ってこれもこれで気に入っています。何とか使えるアンプになったかな?

残り物部品アンプ①
2011年12月20日

数年前に、LM3886のパワーアンプをスイッティング電源で作りましたが、ポップノイズがどうにもおさまらず、そのうち別にモノラルアンプを勢いで作ってしまったので、ばらばらの状態で放置されていました。

その他、なんだかたまってしまった部品がゴロゴロしていて、今後使う予定もなく持った得ないのとそれらを合わせると使えそうなアンプも出来そうなので、少々部品を買い足して、使える物に改造を加えました。写真のトランスはパチンコ台用の物らしく、24Vセンタータップなし、25Aの大型で、3Kgほどあります。以前、リサイクルショップで2千円程で買った記憶があります。今回は、これを使って、スイッティング電源を止めました。

ここまで作るもの結構大変だったのですが、だいぶ飛んで、レイアウトして主要パーツを設置しました。

センタータップがありませんので、倍電圧接続で電解コンデンサを返してマイナス電圧を確保しています。それから、パチンコ用だからか大変うるさいトランスなので、トランスの唸り防止用のブリッジダイオードを2個使って、100V交流内の直流電流を約3V程度カットする、簡単な回路を追加しています。なんでも、トランスの唸りの原因の一つに、交流内に直流が混じる為とも言われています。物は試に組み込んでみました。

これは心臓部のトランジスタアンプの完成基盤、初めに作ったアンプに使っていた物です。これとケース(外側の箱)が残っていたのが今回始めようと思ったきっかけです。どの道アースの引き回しで、悪戦苦闘するはずですので、ねじ留式のタップを新たに設置しました。

さてさて、謎の基盤ですが、先ほどのLM3886の基盤には、メーカー推奨のコイルと抵抗の超高域調整がありません。それの別付と、未定も未定のLM3886基盤をさらに2枚増設する事も考え、それぞれのチップからの出力の誤差を、0.47Ωの抵抗で調整するための基盤です。
言い忘れましたが今回のアンプは、バランス入力専用の予定です。

これからが大変なんです。電源部分の回路(回路とは言っても、それほど難しい物ではありませんが)を作らなければなりません。今回追加で買った部品のほとんどは、その回路に使うもので、ユニバーサル基盤での製作ですので、だいぶ手間がかかります・・・

この続きは、また後日。

少しずつ製作中
2011年12月13日

先週、ようやくクスの丸太を製材しました。一面だけ面を作り、その面を底面にして板に引いてゆきます。週末その材を乾燥させていた状態です。

それを計画中のスピーカーに合わせ、幅を統一し余分な部分を切り落としたところです。全部で27枚取りましたが、多分使えるのはこの内の半分程度でしょう。2m以上の丸太を使って、10セットできるかどうかです。
丸太を板に引くのは、さすがに大型の機材ですが、板の耳(丸太の外側で皮がある部分)を取り除くのは全てハンド工具で対応しています。

これが20年以上使ってきた愛用の丸鋸です。6cmまでの厚みを加工できますが、今回の材はその6cm厚で、かなり無理をさせました。大型の卓上丸鋸でも製材できるのでしょうが、クスの生木(丸太から製材したばかりの湿った木)は、途中で切り込みが閉まってきて、歯が止まってしまうこともあります。そのような場合、台の上に板を置いて作業する卓上丸鋸は大変危険で、木工機材で死亡事故のような重大事故につながるのは、ほとんどこの卓上丸鋸です。

それから、節や割れの多い所を避けて、柔軟に木取りができるのもハンド工具ならではです。大きな分厚い板なのですが、この方が安全の場合も多くあります。
こんな作業を昨日していました。途中、別の丸太を刃渡り90cmのチェーンソウを使って長い材を加工したり、他の丸太の製材を手伝ったりで、なんだか予定外の作業もふんだんに入ってしまいました。

今週は、写真の状態で乾燥させ、後日3階の作業場に運び込みます。これが重くて大変なのですが・・・
概ねスピーカーの設計が終わりましたので、テスト品の製作をぼちぼち始めてゆきます。

アクセス100万件突破
2011年12月06日

ネットショップを始めて早5年になりますが、当店へのアクセスが累積で、100万件を突破いたしました。
おちゃのこネットでのカウンターですので、正確な物かは解りませんが、スタート時点では1日70件程度だった事を考えると、こんな桁になる事など、想像もつきませんでした。

偏に皆様方の暖かいご支援の賜物と、心より感謝申し上げます。

震災以降の国内景気は、今更ながら語るでもありませんが、その様な状況から、今まで販売してきた多くのラインナップを厳選してゆくほかなく、キャンペーン特価にてご奉仕させて頂いております。
新商品開発も難しい状況ですが、それでも一般では早々作る事が出来ない、その様な商品を皆様にご提供する事こそが、弊社の役割かと感じています。扱いにくさや、品質等、手作り感覚の物ばかりではありますが、クスの製品を開発中です。既に2m50cmほどの丸太を仕入れましたので、今後製材と乾燥を経て、製品加工をすすめて行きます。

相当面白い物になりそうですが、販売できるのは来年2月頃になりそうです。
また、開発途中の情報も発信して行きます。

12月1日の続き
2011年12月03日

楠のスピーカーは、弊社の原点ではありますが、乾燥に弱く変形も起きやすく、安定した品質を保てないのが最大の欠点。その為開発を止めていた事と、それでも他に得られない音が魅力で、試作を始めた訳ですが、更に厄介な事に、意中のユニットが御覧の様に、コーン紙のリブが曲がって組立られています。

本来ならクレームにもなり得る事ですが、調べてみると2本とも曲がっていて、2割程度しかまともな物は無いのでしょう。これを交換させても同じ事だし、次に同じ物を注文しても受けてもらえないでしょう。この程度は気にならないのが国際的らしいのです。(要するに気にするのは日本人だけ)
ここまで状況が悪くなると、余計に製品化したくなるもので、他のユニットでは、今のところ代わりになる物はなさそうですし、この事も承知しながらの開発になります。

ここまでこのユニットに拘るのは、やはり音でして。3インチ程のユニットでは、綺麗で良く透る音の物は幾つかありますが、多くの場合、切り裂く様なきつさがあり、長く聴けないのが一般的。キーキー言ううるささを抑えると、音の輪郭がボケてすっきりとした印象が下がります。まして、低音を出そうとしてラバーエッジの重たい物だと、トランジェントが下がり、かったるい印象になってしまいます。

この問題と、やはり低音で、3インチで6~7リッターのBOXに入れて、それなりに低音が出ます、なんて冴えないスピーカーを作るつもりはありません。一見低音が出ているように思いますが、遅延時間が長く、完全に音源とずれてしまいます。まして、小口径ユニットもメリットである小型化の出来ません。

の2点をクリヤして、更に微細な音の再現、突き抜ける様なヴォーカル、音の輪郭と張りのある表現、そして重心が低い音質。(輪郭と張りは、ツイーターの為かもしれません)低音こそやはり弱めではありますが、それだからこそヴォーカルがより聴き易い印象です。音の重心が低めなので、ロック系にも合い、渋いロックなど最高です。見た目と価格に目をつぶっても、それでも使いたい理由がその様なことなのです。

後は、音の張りと広がりを強め、抜けの良さを向上させて、バスレフを感じさせないスピード感を狙って、楠のエンクロージャーを製作する予定です。シナアピトンでは、かったるくてだめです。

度重なる欠点をご理解頂いた上で、出来るだけお求め易い価格に出来る様、色々検討しています。とりあえず5セットほど作ってみようと思っています。完成しましたら、またご紹介致します。

一月ぶりの店長日記です。
2011年12月01日

弊社で初めに作ったスピーカーは、楠木をくりぬいてエンクロージャーにした小型スピーカーでしたが、品質管理と冬場の乾燥による損傷のリスク、生産性の悪さから、その様なスピーカーは止めようと製作していませんでしたが、音離れの良さやふくよかさ、抜けの良さはどうにも他の素材や工法では得られず、無くなってしまうとなんとも寂しいと感じていました。

オーディオ評論家までも、その魅力を理解していただいた楠木スピーカーですので、その魅力を更にアップする様な、製品開発を始めました。

楠木は丸太で購入し、製材をした後更に乾燥させてスピーカー材にします。おおよその大きさ等が決まっていないと材料購入は出来ないのが悩ましいところで、その為、別のエンクロージャーを使って前段階の試作機を製作しました。もちろんこのまま製品にする訳ではありません。

手元に有ったシナアピトンのBOXを使って、第一候補のユニットを合わせ、試作機が完成?しました。このスピーカーの狙いは、ヴォーカルです。特に女性ヴォーカルを聴くならこれ! と言ったスピーカーを作りたいと思っています。細かい説明は後程にしますが、フルレンジ+スーパーツイーターの構成で検討しています。ちっちゃなチップみたいなツイーターですが、20KHz~150KHzまでの性能だそうです。ツイーターだけで鳴らすと何も聴こえません。それでも不思議な効果が有ります。
近年、3インチ程度のユニットの性能向上は驚くべき物で、このユニットは開発者の魂を感じる物です。音に付いても後程ご報告致します。

なんだかんだ大変な一月で、店長日記も一月さぼってしまいました。少しづつ近況報告をしたいと思っています。

店の片付けが終わりました。
2011年10月30日

二宮店の片付けが、ようやく終わりました。

子供だけは、楽しげにしていますが、店内の家具類も全てなくなりました。

2年前に子供が掴まり歩きを始めた頃、店前で掴まり立ちで1国の車を見ていた跡が残っていました。これは、そのまま残してきました。
今は、作業場に荷物を詰め込んで、作業が出来る様に整理が済むまでもう少しかかりそうです。

弊社商品のご試聴場所
2011年10月26日

二宮店も片付けが済み、今月末で退去しますが、幸いにも弊社商品の一部のスピーカーが、協力店様でご試聴いただけます。

神奈川県藤沢市湘南台1-4-3 サンシャイン湘南台1B

でんき堂スクエア湘南店様

ご試聴頂ける商品
・Yosegi-L
・ボードスピーカー Charon
・ステンレス小型スピーカー HC-TX151

です。
その他、色々なオーディオ商品がありますので、是非一度足をお運び頂ければ幸いです。

二宮店閉店
2011年10月15日

急な依頼の仕事があり、アナウンスを怠っておりました。
急な話ですが、明日16日(日)で神奈川県二宮町の二宮店を閉店いたします。

試聴スペースがなくなってしまいますので、主要商品に付きましては、同じ神奈川県藤沢市湘南台にあります、でんき堂湘南店様にご協力いただき、そちらでご試聴及びご購入いただけるよう準備をしております。

明日は、都合により午後2時ごろに、店をOPEN致します。
尚、ネットショップ平常通り続けてゆきます。

長らくご愛顧いただきました事、感謝申し上げます。

運動会
2011年10月11日

この連休中に、保育園での運動会がありました。
子供にとっては、初めての運動会になり、遊戯や競技の練習をかなりしていたようです。運動会が始まったばかりでは、緊張と不安でいっぱいだったのですが、「はじめてのお使い」では、元気良く走っていました。

前に走った、普段から仲良くしている女の子が、折り返し地点で手を振ってくれたので、それに答えているうち平常心に戻ったようです。ちょっと前まではしゃがみこんで、校庭の砂ばかりいじっていましたので、見ている方もほっとしました。

親も参加する演目では、子供用の車に乗せ、後ろから押して最後に一緒に走る設定でしたが、急停車した為に、車から投げ出されてしまいました。

シートベルトをしなかった事が、大きな事故につながった様です。皆さんも車に乗られるときには、必ずシートベルトを着用しましょう。

Audio Basic Vol.60 に掲載されました。
2011年09月14日

Audio Basic Vol.60に、ボードスピーカーが掲載されました。

文面の写真をクリックしていただくと、読めるまで拡大されます。

風変わりな商品ばかりを作っていますが、このボードスピーカーの面白さを、皆さんご理解下さって、本当にありがたく思います。

雑誌掲載は、かなりのお金が必要と思われている方も多いと思います。雑誌の中には、広告収入が殆どで、誌面もその一環である場合も有るそうですが、(株)共同通信社のこの雑誌は違います。純粋に発行部数で勝負していて、誌面は編集部のポリシーで作られています。ですので、この商品の紹介記事も、先方の判断(評価)で掲載されています。自分が持っていったのは、菓子折りだけで、掲載の為の個別の資金は発生していません。

オーディオ誌では、大変注目されている物と言われています。その様なAudioBasicに掲載された事は、自信にもつながり、心より感謝申し上げます。

オーディオ・ベーシック編集部での試聴会
2011年09月06日

先日、(株)共同通信社 オーディオ・ベーシック編集部様まで、このボードスピーカーを持って、試聴していただく為に行ってきました。

横浜ベイサイドネット様のミニ試聴会の時に、クスの無垢材ボードスピーカー試作品を、皆さんに聴いていただいたのですが、その時は評判が良かった様に感じらました。しかし、その少々の自信は有ったとはいえ、超高級機材まで論評されている雑誌社でもあり、且つ、専属のオーディオ評論家の方もいらっしゃる中で、果たして納得していただけるのか、めちゃくちゃに不安でした。

順序が逆になりましたが、今回の試聴の席に参加された方は、オーディオ・ベーシック編集長殿、担当の記者様、そしてオーディオ評論家の長濱 貞治先生の3名の方に聴いていただきました。

写真は、新橋の共同通信社本社、編集部試聴室です。

当然ながら、機材や環境が変わると印象も大きく変わり、正にぶっつけ本番。自分が聴いた限りでは、当店より良い音がしていましたので、そこは一安心。

編集長自ら中心的に試聴して下さり、皆様の反応は一様に良かった様に感じました。変わったデザイン、想像以上の音質、ミドルクラスの価格帯、何よりスピーカーの選択肢が増え、選ぶ楽しさが有るとおしゃって下さいました。低域、高域に不足感はあるのですが、中音域の艶やかさや解像度、ヴァイオリンの音が綺麗だとのご感想もいただけました。

若輩の無謀な挑戦だったとは、今でも思いますが、最後に編集長から「楽しかったです。」と言われた事が、本当に救いとなりました。「聴いて良かったら」が条件で、次号オーディオ・ベーシックに掲載との話はありましたが、後に、長濱先生から「編集部から書いてくれと依頼が来たよ」とメールがありましたので、本当に掲載していただけるらしいのです。何はともあれ合格だったようです。

商品説明も満足ではなく、大変お忙しい中貴重なお時間を割いていただき、お付き合い下さり心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

次号オーディオ・ベーシックは今月9日発売で、その号に掲載されると聞いていますので、是非、隅々まで御覧になってください。(小さくって、肝心の記事が見つからないかも知れません)
尚、この商品も9日発売予定です。

葉加瀬 太郎ベストアルバム
2011年08月17日

葉加瀬 太郎さんの「THE BEST OF TARO HAKASE」です。

自分は、太郎とは大学時代の同期で、音校(音楽学部)と美校(美術学部)の違いはありますが、いっつも彼のヴァイオリンを聴いていました。と言うより聴かされていた、と言った方が正確だと思います。学校に来ていても授業にも出ず、美校の学食(大浦食堂)付近、正確には四芸際実行委員の部屋の前、菩提樹の下でヴァイオリンを勝手に弾いていました。近くに校舎の有る、その当時の美術学部、彫刻科、絵画科、芸術学科の連中は、授業中ずーと太郎のヴァイオリンを聴いている状態でした。

自分が、芸術祭(学園祭)実行委員の、屋外ステージ担当の課長を務めていた大学2年の時、芸術祭当日2日目の12時頃から始まった団体が、次の予定があると当日いきなり言い出して、持ち時間を1時間近く余して早々に終ってしまいました。早めの時間でもそれなりにお客が集まり始め、このまま無音の状態には出来ないと困り、どうするかと悩んでいました。当時クライスラー&カンパニーとGクレフが合わさった、ジプシーバンドと言うグループを、太郎が引っ張っていたのですが、会場付近で彼を見つけ、「ステージに穴が開いた! 今すぐ上がってくれないか」といきなり頼み込み、快く引き受けてくれた事を今でも覚えています。太郎の持ち前のパフォーマンスで、会場も盛り上がったのを思い出します。

今でも全てではありませんが、彼のヴァイオリンの音は聴き分けられるのが不思議です。遠い昔になってしまいましたが、懐かしく思い出します。
さて、CDの内容は?皆様の評価にお任せします。

アクセス数
2011年08月08日

なぜだか今日は、アクセス数が2,000件を越えました。まだ本日終了までに8時間ほどありますので、このままだと2,500件に届くのではと感じています。

最近、特別な宣伝もしていません。YahooやGoogleのネット広告も、嫌がらせクリックをビジネスにする人が現れる始末で、最近は一切止めています。しかも昨日より1,000件も多くなりそうなのです。これは、お盆休みに入られた方が、初めの平日なので「ネットでもやろうかな」と言った心理なのでしょうか?

それにしてもありがたい事だと思います。本当に感謝しております。当初は、アクセス数をどの様に増やしてゆくかが最大の課題でしたから。思い返せば、その頃は1日70件程度でしたから・・・
震災もあり、何か楽しい話題を提供できればと思いますが、なかなか難しいものです。なでしこJAPANの活躍や、被災地代表の高校球児達のすがすがしいプレーには、全くかないません。また、遼くんのアメリカツアーは残念でした。かなり期待していましたが、その様な方も多かったのでは。それにしてもスポーツの力はすごいものです。いまさらながら感じている次第です。

弊社最大の開発
2011年07月25日

5月末に、ベイサイドネット様のミニ試聴会に参加させて頂いた時のスピーカーを、デザインを洗練し商品化の手前まで完成させました。

振動スピーカーを楠の一枚板に当てて、板全体が振動板になるような特殊スピーカーです。
大きさは、W450×H935×D250mmの大型スピーカーです。ですが、BOXを持たないので、この大きさで6.5Kgと軽量。6畳ほどのスペースに最適なシステムです。楠の丸太から吟味し、それを板に製材するところから係わって行かなければ、この製品は出来ませんので、弊社独自の強みを活かし、他では作る事が難しい商品だと思います。板の大きさ、厚み、ユニットとの距離等、試行錯誤の結果遂に完成しました。
板の丸みは自然の反りを活用し、無理に型にはめることなく自然に仕上げています。支柱は1本のみで、ヨーロピアンビーチ材を使って、SPケーブルが材の中を通るように加工しています。これも自分でやらなければ、誰も引き受けてくれない加工です。ベースはラバーウッド厚み60mmで、ピアノブラック仕様。この中にネットワーク回路が入っています。このベースは、DaytonのSPスパイクが後付けできるように、専用の下穴が空けてあります。スパイク事態は、フロアーの傷等の問題もありますので、標準設定はしない予定です。

拘りは、このユニットとそれを支えるアルミプレートにもあります。厚さ10mmのアルミ削りだしプレートを専用に設計し、ユニットの熱を効率良く放出出来るようにしてあります。ユニットも、Daytonの振動スピーカーに手を加え、磁性流体を流し込み、ボイスコイルの熱を直接外部に放出出来るようにしています。また、ユニットとアルミプレートの接合部には、放熱用シリコンを使って出来うる限りの放熱に力を注ぎました。

構造は至って簡単ですが、その分調整が難しく苦労しました。SPケーブルには6NのOFC 1.0A用の高級ケーブルを使い、ネットワーク回路も高級電子パーツを駆使して、弊社で出来得る最大限の性能を作り出しました。

「こんな物でまともな音が出るのか?」と思われるかも知れませんが、これが弊社では最も優れたスピーカーだと感じています。傾向はクラシック向きで、弦楽器やピアノが大変優れています。ピアノの色艶は、圧巻と言えるでしょう。プラズマ等の最近のTVは解像度が高い為、近くで見ていても疲れないと聞いていますが、このスピーカーも同じ様に、大きな面で音を発する為、解像度が高く、近い距離での鑑賞が向いているようです。音の広がりは、一般のスピーカーの比ではなく、6畳程度で至近距離でも、遥かに大きな空間を生み出します。

直径が80cm程の丸太から、無傷な板は数枚しか取れず、節やウロ、または幅等の問題で、振動板の板を選んで頂いてからの製作と、完全受注販売しか出来ないのが現状です。同じ板は2枚と無いので、究極のオリジナル製品と思います。

ごつくて無骨な大型SPより、木目も美しく、一見するとスピーカーらしく見えないデザインですので、リビングのインテリアにも最適かと思います。現時点未定ですが、来月の早いうちに販売をしたいと思っています。

なでしこJAPAN優勝おめでとうございます
2011年07月18日

こんな嬉しいニュースは、久しぶりではないでしょうか。これ以前の、この国が喜べる様な話題は、ずいぶん昔だったように感じます。

男子サッカー界と比べ、決して恵まれた環境ではない彼女達の、希望捨てない最後まであきらめないプレーが、今のこの国に最も必要な事を教えてくれた様に思います。イングランド戦での明らかなる敗戦から、不死鳥のように蘇り、むしろ更にパワーアップして、その後のドイツ、スウェーデン、そして決勝でのアメリカ戦を戦ってきたました。
震災後、「絆」と言う言葉を良く耳にしますが、チーム一体となって、正に絆の勝利だったのかも知れません。

なぜだか、日本人はネガティブな話が好きなようで、新聞や雑誌等のメディアでは、今後の日本経済の衰退ばかりを報道しています。その方が売れるからでしょうか?
今の国民の殆どは、多くの点で危機的状況は十分に理解していると思います。マイナス面を強調するばかりではなく、それだからどうするのが望ましいか、そちらの議論を報道してもらいたいものです。

なでしこJAPANは、北京五輪ではベスト4入りを宣言し、今大会初めではメダル取る事を誓い、決勝進出を決めてからは優勝を宣言し、全てを現実のものとしてきました。これこそ究極の有言実行ではないでしょうか。今の政府にも、この精神を受け継いでもらいたいものです。商品を作るのも、政治を行うのも、人の「心」が重要に思います。復興に全力で取り組むと言うのであれば、被災者の心に触れる事が大切ではないでしょうか。自分の思想だけを追求するのは、誤った行為であり、その事へ手段を選ばない姿勢は、恥ずべき行為だと思います。国民が自民党政治に待ったをかけたのは、市民の心に目を向けなくなったからだと思っています。管総理には、もっと心のある政治をして頂きたい。

なでしこJAPANの活躍は、今忘れかけていたこの国の営みや、日本人の大切なものを思い出させてくれた様に感じます。ワールドカップ優勝、本当におめでとうございました。

LPプレーヤー
2011年06月22日

「またこのプレーヤーに投資するのか」と言われそうですが、50年近く前の骨董品プレーヤの、アームを変更しました。震災後の影響で全く商売が振るわない中、何をしているのかと自分でも思っています。
針がどうでも良い物なので、劇的に変わったとは言えませんが、中音域の厚みが出て、繊細な表現が出来るようになりました。

不思議な事に、ぱちぱちとしたLP独特のノイズが殆ど出なくなり、爽やかな印象です。

知人を介して、研究者?の方にオーダーで作って頂きました。基本は、単体で何処にでも置けるタイプで、それが良さの様でしたが、そのつど面倒なのでこのプレーヤーに設置できるように、寸法を抑えて、アームレストも使えるように製作して頂きました。

このアームも、ご存知の方も多いかと思います。面白い作りで、全て点で支える構造で、恐竜の骨の模型のように、ぐらぐらゆらゆらしています。

ストレートアームでも、ここまでやれば全くストレスを感じません。不思議とアームにアースを通さなくてもノイズが出ません。(モーターのアースがあるので、それはイコライザーに繋いでいます)
調節の仕方が良く解りませんが、後はカートリッチ位で、これ以上の装備は必要ないなと思っています。プレーヤー等の販売をしていませんから、試聴用では十分すぎる位です。

今度は時間を見つけて、本体の修理をする予定。ゴトゴト音がするのと、外見の痛みを少々修正すれば完了です。いつになるかはわかりませんが。

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