2018年3月

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早速ユニットのテスト。
現在、ツキ板を注文中ですので、手持ちの1個分で先に加工し片方だけでのテストをしています。


BOX内部の吸音がしっかりしていて、背面バスレフですが、バスレフ臭さや中音域の漏れが殆どなく。密閉型のような透明感があります。 その分低域は弱めですが、それもある程度折り込み済みで、左右ペアになったらそれなりだと思います。

聴いた印象は、澄みきっていて耳で聴くというより、脳に響く印象。上手く言えませんが、音が立ち上がる感じで見事なまでに曇り無しの爽快な印象です。 高域の不安は全くなく、データで感じる不足感は感じられず、これ以上必要ないと思えるほどの表現力です。 中高域も5インチからの再生ですので、解像度の高さは申し分なしでしょう。低域再生時の振幅により、ヴォーカルが震えてしまったりすることもなく、安定しています。


段々、スピーカーってこれで良いのだなって思い始めています。



ついにこの世界に踏み込んでしまいました。
Audio Nirvana Classic 5"フルレンジ5インチになります。


一般的に購入できるフルレンジとしては、最高の性能と思われます。(ビンテージや1本10万円なんて物は除きます) バランス、表現力、能率、一つ一つの音の質、これらが大変優れています。 真ん中のダストキャップもJBLの古いユニットに見られるように、ドームツイーターと同じような構造にして、高域を再生させています。 ウーハーでもヴォイスコイルが25㎜程度であれば、ツイーター相当の微振動をしています。そのコイル(ボビン)にツイーター用のドームをくっつければ、ツイーターになる理屈。
コーン(振動板)が重く、ゴムのエッヂではその微振動は期待できず、良い高音は望めません。とは言え、フィックスドエッヂでは前後の振幅が大きく取れず、ウレタンエッヂでは耐久性に難があり、ゴムエッヂの様に低音が出ません。



40年も50年も前にこの様な方式が生み出されていたのに、「もっとお腹に響く重低音が欲しい」とか、「40KHzいや100KHzの再生力だ」なんて、あれもこれも求めすぎたのかもしれません。 TVやラジオ程度の安価なスピーカーですら驚く性能になった現代では、ほどほどの意味が問われてきています。


より研ぎ澄ませて、一つ一つの音の質を聴き、解像度を高めるスピードを求めてゆくと、何のことは無く昔の「物」にまた戻っているように感じます。 ビンテージスピーカー派の方が言う、「上も下も追っかけない」こそが、究極オーディオの一つなのかもしれません。
スピーカーが一つなら、音のつながりは文句なしだし、点音源好きの方にはこれも最高でしょう。 大きなユニットは高域が弱く小さいユニットは低域が弱い、当たり前に思われていますが、さて必要な範囲はどの程度でしょう。もっともっとと言っていたら確かに不足になりますが、結局何が欲しいのか。


そう考えると、一部の方にはこのユニットは答えに等しいかもしれません。
さてさて、どんな音を聴かせてくれるのでしょうか。
ちなみに、自分が惚れる同型フルレンジがもう一つあります。現在アメリカから取り寄せ中。こちらも楽しみ。