2017年12月

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良い物を見つけました。それは、比較的最近リリースされたPro Audio(PA)用の3インチスピーカーです。この分野では大変有名なEMINENCE製で、これまでも再三検討したことのあるメーカーですが、如何せん6.5インチ以上と大きく、弊社の理想的小型サイズからは程遠い物でした。
特別にテストで購入し、エンクロージャーKITのHC-KT125-ECをベースに、シルクドームツイーターと合わせPA風スピーカーを製作しました。


PAユニットは、概ねハイ上がりの傾向があり、必要以上に音量を上げると中高域がきつく感じられます。ですが、流石にヴォーカルやリードギター等の音は、正にお部屋に飛び込んで来る印象でドッキとさせられます。録音スタジオの空間を見事に再現し、奥行きや広がり等の音場もこのサイズで大したものです。小音量でも良く聴こえはっきりしたステレオ感が感じられますので、少々小さめの音量が良さそうです。


8Ωで88.6dBと大変能率が高く、シングル真空管アンプなどとの合わせはなかなかです。KITベースですのでサランネットはありませんが、その分お求めやすい価格で考えています。近日小ロットで販売します。


DENONのMCカートリッチDL103をベースに、コイルとマグネット部分を保護するカバーをWood化する計画があり、商品化に向け進行中です。


このカートリッチはリーズナブルで性能が高く、普及していて生産者が大手メーカーなので、海外も含めアナログプレーヤ派の人には人気の商品です。海外メーカーで、時折木製の針を販売していることがありますが、それらもコイルとマグネットを保護する木のカバーであり、今回の試みと全く変わりはありません。樹脂やアルミ、真鍮等の素材に比べ割れや欠けが発生しやすく、加工中に木目の方向に裂けたりすることも当たり前の様に起きる現象です。


当然ながらこんなことする人はなく、暇な人もいないのでしょう。でんき堂さんから相談されて、早速やってみているのだからよっぽど暇なのか、物好きなのか・・・


まだ、ビジネスになるのか不透明なので、今日のところはお話しできるのはこのくらい。