三沢厚彦展 9月10日まで


今月9日より「三沢厚彦展」が千葉市美術館で9月10日まで開催しています。
10日に見に行ってきましたが、30年近い彼の歴史を全て展示したそんな展覧会で、良くそこまで保管できたなと感心しています。


なんでも新しい試みとして、デジテル的作品を製作したかったらしく、最後のキメラの部屋に設置してある青、赤、緑のLEDが点滅する額縁の様な作品をお手伝いしました。
光っているLEDはシューマン波を発生させる基盤で、額の周囲には8個のスピーカーを配置し、8.73Hzのパルス音、Bluetooth入力、3.5mmステレオピン外部入力の切り替えを持つシステムを制作しました。2枚目の写真は制作中の内部写真です。展示状態では音は出していませんので、スピーカーが無くても良かったような・・・


何時もそうなのですが、変な物を作るのは得意なんです。木工、NC加工、アクリル加工、音響技術、電子部品知識、CAD設計、簡単な物であれば金属加工もやります。全てが一級技術ではないですが、それらを複合的に対応するのが強みでしょうか。


今国内で最も知名度のある彫刻家だと思うので、興味のある方は是非見に行ってみてください。