社長日記

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ユニットメーカーは多くの国に存在しますが、最も知られているのがやはりデンマークでしょう。今はなくなりましたが、Vifa、それからPeerless、そして高級オーディオで人気のあるScanspeakなど、多くの高性能製品を世界中に発信しています。それから、ハーベスやフォーカル等のフランス、ローサー等のイギリス、もちろんアメリカ、日本のメーカーでは当然FOSTEXが有名です。他には、イスラエルのMorelなども知られています。そして、今回のユニットはノルウェーのSEASを採用しました。

このメーカーは、現在では高級スピーカーで使われるユニットメーカーとしては、あのScanspeakと二分するほどの人気メーカーなっています。当然の如くその性能は世界中が認めるところで、このメーカーユニットを採用するメーカーは、今後増える一方の様です。

このメーカーが多くのスピーカーメーカーに支持されているもう一つの背景は、made in Norwayが最大の理由で、2~3年前には、素性(生産拠点)がはっきりしているユニットメーカーがSEAS以外全く無い状況でした。500万や1千万の製品に中国製のユニットを使えないと言うのが、日本だけでなく世界の共通した感覚のようです。その為、ノルウェー以外では生産していない高性能ユニットメーカーは、SEASだけと言われた時期がありました。
今では、Scanspeakが全てデンマーク生産に切り替え、Vifa(Peerless)で人気のTXシリーズをディスカバリーのブランドに置き換え、デンマークで同じ製品を生産しています。全く同じ製品でかなり値段が違うのはその為です。

さて、前置きがかなり長くなりましたが、このユニットは国内でSEASが紹介されたと同時に入ってきたユニットで、国内でもだいぶ普及したユニットだと思います。「見たことある」とか「知っている」と言われる方は多いかと思います。
このユニットと見た目は全く同じユニットがあり、そちらの型番はH760で写真の物はH0759です。H760はどう見ても特性上ミッドレンジに近く、しっかりした低域を望めないと思われます。H759は11cm程度のユニットとは思えないほど、しっかりした低音再生が出来るユニットで、知らずに聴いた人の多くから、「このユニット何インチ?」と良く聞かれます。4.5インチとは信じられないのだと思います。

確かに良いユニットですが、扱い易いユニットとはとても思えません。ピークの少ないScanのペーパーコーン等と異なり、このアルミコーンは高域に強いピークがあり、それを防ぐとも無くそのまま製品にしています。また、1KHzへ向かって急激なハイ上がりの傾向もあり、スピーカー作りの本などに書かれている、代表的なネットワーク回路では満足な音質で聴くことが出来ません。小さいのにしっかりしたパワーを持っているので、BOXの作り方などかなり気を使う必要があります。
このユニットに対して、あまり良い印象をお持ちでない方もいらっしゃるかも知れませんが、H760と間違っているか、満足なネットワーク回路等の調整が出来ていない物と思われます。

現在では、生産中止となったユニットですが、その性格、デザイン等をそのまま残したフレーム違いのH1207が今でも販売されており、既にロングセラー商品と化しています。

低域の強い同型ユニットは他メーカーにもあり、それだけであればこのユニットを買う事は無かったと思っています。しっかりした低域はもちろんですが、その解像度、張りのある中域、スピード感が優れていて、当然ながら「質」に拘ったからに他なりません。Yosegi-Lでは、それを高い解像度のWavecorの大型ドームツイーターと合わせ、小さいながらに豊かな音楽を再生してくれます。ツイーターとウーハーの位相を電子回路で合わせるのに苦労しましたが、想像以上の性能作り出す事が出来ました。
当然ながら、将来的にはYosegi-Lも新型を作る事になるのでしょうが、今の性能以上の物が出来るのか、今から心配しています。

今回は、8Ωに変更したこともあり85dBと能率が低く、2W程度の小さなアンプでは十分にドライブできない恐れがあります。また、アキュフェーズの超高級アンプや300Bの真空管アンプなど、トルクがありすぎるアンプでは、低域が出過ぎる場合があります。
また、弊社では、多くのオーディオショップでご視聴いただける環境が提供できない事もあり、不安のあるお客様も少なくないと思います。ですので、2週間ほどご使用いただいて、ご納得いただけないようでしたら、返品をお受けいたします。遠慮なくクーリングオフをご利用ください。

現在のキャンペーンでは、ユニットを購入したのが6年前で、アルミや銅の高騰や輸送費の高騰前に購入した物ですので、その当時の価格で考えかなりお買得に設定しています。残り数も、残り期間も僅かになってまいりましたので、ご検討下さい。

尚、前作のHC-TY201は生産中止となりました。

●Yosegi-L (HC-TY202L)寄木カラーライト 

●Yosegi-L (HC-TY202D)寄木カラーダーク

 

 

 

 

なんだかものすごい会合に参加してきました。と言うよりただいただけ、と言った方がよいかもしれません。

アンプは元より、スピーカー全部、LP用アームからカートリッチに至るまで全て自作してしまう方々ばかりで、その一部を拝見してきました。
上の写真は、機材とフィールド用SPのステレオ演奏で、下2枚が65cmフルレンジユニット(SP)になります。機材の方は、聞いてもよく解らなかったのですが、なんでもパワーアンプは電流を増幅させる物らしく、通常のアンプとは原理が全く異なるそうです。で、良かったのか悪かったのか全く解りませんでした。と言うより、圧倒されてそこまで判断が付かなかったと言うのが本音です。
SPは
背面開放型で、驚くのは、浮遊ボイスコイル?と言いますか、2つのネオジムマグネットを同極に向い合せ、その間にVCを配置するやり方で、信号が流れると反発と吸引が双方のマグネットで同時に起き、VCが完全に浮いた状態になる仕組みで、エアコンの風でふわふわコーン紙が動いている程軽くできています。音の方は、流石に繊細で自然、輪郭がはっきりと出る音でしたが、部屋がかなり広くないと低域はあまり感じられません。市販の70cmウーハーとは考え方が全く違いますので、激しい重低音を期待する物ではありません。

これも極めてレアで、上が何とかっと言った1930年代のフィールドSPで、きれいな軽い音が出ます。いい音ではあるのですが、片方が不調で真の音が聞けなかった事は残念でした。
それ以外は、マスターレコードで本物を見るのは初めてです。金属板にメッキをかけ、それに調節録音するそうで、これをコピーしてレコードができる訳です。自分も学生時代石膏デッサンをずいぶん描きましたが、再三のコピーで出来た石膏像と本物の彫刻では、別物だと感じたことがありますが、正にそんな感じで全く印象が違います。黒いマスター板は、金属板にラッカーを塗ったものだそうです。二回りほど大きいのが印象的でした。

最近は肖像権がありますので、写真も修整すべきだったのですが、写ってしまわれた方にはお詫び申し上げます。
少々低域が強い音楽をかけたため、フィールドSPと大型フルレンジを直列に繋いで鳴らしてみました。でっかいくせに近くで小さく聴くのがよさそうに感じました。不思議と空間(部屋)の空気を乱さないSPだなとも・・・

最後の写真はクオードのコンデンサSPです。これは市販品ですが、クラッシックは良いですね。はっきりした特徴がある訳ではないのですが、まとめ方が上手いSPのようです。弊社も振動SPを作っていますので、大変参考になりました。通常のHi-ENDオーディオを好まれる方には、このてのSPは全く向かないでしょうね。

なんだか衝撃的な1日でした。数日整理して何がどうだったのか、ゆっくり検証したいと考えています。またこのような会があれば参加したいと思っています。
ちなみに、自分が使っているアームは、こちらの主催者の方に作っていただいたものです。

Audio Nirvananoの事に付いて、少々補足したいと思います。
あまり耳慣れないメーカーですが、多分企業ではないのかと思います。聞いた話では、FOSTEXをこよなく愛したフルレンジマニアの資産家のアメリカ人がいまして、その方はが言うには、「昔の(日本製)FOSTEXは良かった・・・」らしいのですが、近年の製品には満足できず、遂にはポケットマネーで納得のゆくユニットを製作するに至ったそうです。

アメリカでは、こんな物を生産する工場は殆どなく、もちろんそんな個人の話をまともに聞くわけもなく、世界中のユニットメーカーから依頼を受けて生産している、中国の工場で製品化させたものです。裏側のシールは、セントルイスの夜景で、そこにお住まいなのでしょう。当然USA製にしたかったと思います。

このユニットは、横浜ベイサイドネット様で取り扱っておりますが、何でも秋葉原のコイズミ無線様との提携話があった際に、小泉社長が訪れ、提携商品とは考えていなかったAudioNirvanaの6.5インチを見るなり、これをくれと急遽コイズミ無線様で取り扱う事になってしまったとか。往年のオーディオファンにはたまらない雰囲気をかもし出す、そんなユニットがこのメーカーの魅力の一つです。

強い思い入れ、正に入魂の商品だからでしょう、現在ではアメリカのフルレンジマニアの中では人気のメーカーのようです。にもかかわらず専用のホームページもなく、個人取引の様な状態なのでしょう。今では、38cmフルレンジからこの3インチの物まで、殆どのサイズがラインナップさせています。

音の方は、3インチの場合ですが、FOSTEX好きでもあったためか、その傾向の良さを持っています。スタジオかホールの奥の奥の人がちょっと話した声まで聞こえてきます。このCDにこんな音があったっけ?と思うほどの表現力です。華やかなデンマーク製の物と比べて、低重心で落ち着いた印象です。FOSTEXに慣れている我々には、なじみやすいと感じています。F社には大変失礼ですが、高域を稼ぐ為か?音量を上げるとギャーギャーと耳にきつい音が感じられますが、その商品は周波数を少々控えめにしている為か、音量を上げても全くうるささを感じません。

中国製の為でもあり、何処かで作ったユニットの同材を別の商品にして販売するケースを時々見かけます。ひどい例では、Scanspeakの人気商品を生産していた工場が、メーカー(依頼主)を通さず、商品を横流しする事態もありました。このユニットも、同じコーン紙を使っている物をたまに見かけますが、それとは別物とお考え下さい。重要なのはエッヂにあり、振幅を大きく取るのではなく、どれだけのスピードが確保できるかで設計されています。コーン紙も優れていますが、ここが特徴です。このサイズで8Ω、88.4dBはFOSTEX以外殆ど見当たりません。なんだか良く解らないメーカーの商品ですが、採用を決めた理由がそこにあります。

どちらかと言えば10インチ、8インチの物からの技術移行なのでしょうが、全商品にこの様な特徴があると感じています。38cmのユニットはすごいですよ、150リッター以上は必要ですが、この迫力と自然さは流石です。

オーディオ関連では、大手メーカーとは異なる魅力を持つ組織(個人)が、沢山の製品を世の中に紹介しています。それもオーディオの魅力だとも思います。弊社もその一役を担える様に努力して行きたいと考えています。

 

 

 

でんき堂スクェア湘南店様にて、弊社の商品の取り扱いを始めて頂きました。

一部の商品になりますが、一点ものを含みこちらのショップでもご試聴いただける様になりました。
その他オーディオに関する物は、殆ど取り扱っておりますし、経験豊富な方々が運営されていますので、疑問点やお悩みの事がありましたら、殆どを解決してくれるかと思います。

藤沢市の湘南台の駅のそばですので、お近くの方は足を運んでいただければと思っています。
近い将来、弊社の試聴会もこちらを借りて開催したいと考えています。

《所在地》
〒252-0804 神奈川県藤沢市湘南台1-4-3 サンシャイン湘南台地下1階
TEL. 0466-77-1535

●交通:小田急江ノ島線、湘南台駅東口徒歩1分
     横浜市営地下鉄、湘南台駅E出口徒歩1分
●営業時間:平日13:00~21:00 金曜日13:00~23:00 土・日曜日11:00~19:00
●定休日:水曜日
●URL: 
http://www.audio-sp.com/
●不定期に試聴会を開催